価値観というもの
人の価値観は、誰かから刺激を受けて、
気づいた事の積み重ねです。
教えられ、
考えて、
覚えて。
それが自分に
フィットするかどうかを
感じながら、
選択しては、
更新を繰り返します。
絶対的な自信を持って、自分の意見として
堂々としていられる人は、その価値観を自分
のものにする為の沢山の努力を積み上げる事
が出来る人に違いないと思います。
私はといえば、
自分の感性を信じて行動を起こすものの、
賛同が得られないときは、軸が揺らいだりし
ます。
熊本地震被災者支援活動で、
デザートが出来る、
デザートしかできない企画の【はなぶくろ】
ですが、
実は思うように進みません。
【はなぶくろ】が出来たら一番に、南阿蘇で
被災された大学生大和晃さんのお母様にお渡し
したいと考えていました。
ニュースでも報道された方ですので、
すぐにお届け出来るかと思っていました。
http://matome.naver.jp/odai/2147114619292517901
それが、意外なことに、プライバシーの保護
というルールのがある為に連絡先を調べる事
が出来ません。
あれこれ考えて、
熊本市に尋ねることにしました。
熊本市のHPへ行くと、熊本市長がすべて目
を通すというお問合せコーナーがあり、
まずはそちらへ『ご相談』という形でメール
を送りました。
希担当者から回答を頂けるというので待って
はいるのですが、なかなかお忙しいようです。
それらのことを経験して思うことがあります。
私は『意味のある事』と思ってやっている事
ですが、他者は『意味不明』だと思うことが
あるということです。
人の感覚は千差万別ですので、
『意味不明』だと思うことを批判することは
もちろん、出来ません。
私が納得して頂ける説明が出来ていないだけ
だということです。
でも、【はなぶくろ】がどのようなものかと
説明が出来たとしても、ひとりひとりの価値
観の差で、意義のある企画と思って頂ける場
合もあるし、どうでもいいような企画だと判
断されてしまう場合もあることでしょう。
【はなぶくろ】は企画という名目ですが、
名目は関係なく、ただ、わかっていただける
方に使って欲しいと思うものなのです。
青春まっただ中の子を失う気持ちは、同じ子
を持つ親として、察するだけで胸がいっぱい
になります。
その出来事は報道されなくなっても、ご家族
にとっては現実として目の前にあります。
その事実を忘れていく事が日常ですが、
悲しみが癒えるまで、苦しみが消えるまで、
何かお手伝いできることはないだろうかと
考えて生まれた【はなぶくろ】です。
熊本市の回答を待つ間に、共感していた
だける先を探そうかと思います。
被災された人々にお渡ししたいと思うのも
私の一方的な思い込みですが、もし、
使いたいと思われる方がおられましたら、
是非ご連絡下さい。
お知り合いの方に渡していただける方も、
ご連絡いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
お問合せはこちらへ
http://www.dessart-npo.org/Otoiawase.html
お待ちしております。