映画「人生の動かし方」
2017年に「人生の動かし方」
という映画がありました。
首から下が麻痺している
大富豪フィリップ
(ブライアン・クランストン)と、
介護人、元囚人のデル
(ケヴィン・ハート)の物語。
2011年の「最強のふたり」
という映画のリメイクでした。
フィリップは大富豪で
投資家で絵画の収集もしています。
私が特に印象に残っている場面があって、
絵にまったく縁のなかったデルが、
絵が高く売れるものだと知って
見よう見まねで絵を描きます。
デルは何かで起業したがっていました。
フィリップは、
デルが描いた絵を同じ投資家のカールに
買いたくなるように仕向けます。
カーター:
「誰の絵だ?」
フィリップ:
「いろんな名前で活躍している男だ。
確かめる方法はないがね。」
カータ―:
「バンクシーか?」
フィリップ:
「どこでも評判が良かった
そのうちオークションにかける つもりだが、
作品が訴えかけてきてね。
ここが俺の場所だと言って」
カーター:
「評価が上がる?」
フィリップ:
「どこまで価値があるか予測できない」
そしてフィリップを信用しているカータ―は、
結局50,000ドル(500万円以上)で
絵を購入します。
サプライズをもらったデルは、
「こんなのいかれ過ぎてる
信じらんねぇ!!!」
※確かに!
フィリップは、
「芸術に値段をつけるのは難しい
自分が気に入るかどうかだ」
と言います。
芸術とは、
払って価値を示すものだと。
※出来る人は少ない、、
これは映画の中の話ですが、
海外から、
絵画を投資とする詐欺が多発しています。
アーティストの皆さん、どうかくれぐれも
気を付けてくださいね!