NPO法人DESSART(デザ・アート)はアーティストの意欲的な海外活動のサポートをしているNYAWProject(NYアートウェーブプロジェクト)のお手伝いをしています。
これからも日米アーティストの更なるキャリアアップを応援していきます。
NYAWProjectのディレクター、Sai Morikawaからのメッセージです。
8月8日から開催された夏の展覧会”Pieces for Peace”のバーチャル展覧会は、好評につき10月29日まで延長され、先日無事に終了いたしました。
また、10月4日から開催されたニューヨーク秋の日米合同展覧会”THE DARKNESS OF THIS TIME”(リアル展覧会)も10月29日を以って無事に終了いたしました。バーチャル展示は引き続き開催中です。
コロナ禍からの再興・回復の兆しが顕著になった2022年ですが、コロナ以前・以降と呼ばれ一線を画すほどに、世界情勢は様変わりしたように見受けられます。進化・発展し続けるテクノロジーと時代を遡るかのような社会・政治思想に市民は巻き込まれていっているようにも捉えられ、混沌とした社会は迷走を深めていくようにも思われます。今回の日米アーティストによる合同展覧会は、カオス的雰囲気を漂わせ始めている社会に対して、アーティストの視点から想いやメッセージを投げかけた個性豊かな作品が一堂に会し、無限に広がる想像力のパワーを強烈に印象付けた展覧会となりました。
日本人アーティストの和的文化背景の視点から生まれるユニークな発想と作品には、ヴィリディアン画廊からは、毎回高い評価をいただいております。日米アーティストの交流的なコラボ展をする機会も増えて、文化的交流の役割を担う部分も成長して、まさに”継続は力なり”を実感しております。
今回の秋の日米合同展覧会は、NYアートウェーブプロジェクトが開催した夏の展覧会“Pieces for Peace”のテーマ内容から、同画廊のディレクターであるバニータ・ナメック氏が非常に感銘・共感し、予定していた展覧会の内容を急遽変更し、新テーマで開催された稀有な機会でもありました。流動的な風潮では、さっときたチャンスの波にタイミングをつかみ、フットワークを軽くしてトライしていく姿勢が大事なのかもしれません。
ニューヨークという街は、自国民であるアメリカ人でさえも魅了する特殊な輝きを放つ、魅力的な大都市です。レベルも競争も半端なく高い世界一のアート・ワールドにおいて、日本のアーティストの素晴らしい作品群をご紹介できる機会を得て、誇らしい気持ちでいっぱいです。海外出展へのチャレンジにまつわる不安を乗り越え、ご参加いただいたアーティストの皆様に心より感謝を申し上げます。
また販売が成立した方は、個別にご連絡を差し上げております。売上の画廊コミッションについては、夏秋の展覧会の販売合計から、NYのウクライナ大使館または関連施設に寄付される予定です。それに関しては、画廊から詳細を受け取り次第お知らせいたします。
ご質問等あればお気軽にお問い合わせください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。