アートは気づき
私にとって、
アートは気づき。
これ、いいな。
と思う時は、
きっと何かを感じているはずで、
その時わからなくても、
じーっと見てたり、
ふと、目に入ったりすると、
あ~、だから気になったんだ!
とわかったりします。
それは大昔の記憶からくるものかもしれないし、
自分の中で消化できなかった思いが
湧いてくるのかもしれない。
普段は見逃しているけど、
いいな、好きだなと感じられることは、
嫌だながどんな感情かを
すでにわかっているからなんですね。
でも、心の深いところにある、
自分の醜さや、自分の小ささ、
自分のずるさや、自分の頑固さは、
なかなか見たくない。
知ろうとしないし、知りたくない。(笑)
醜いの反対は、
美しいですが、
美しいものは好きなのに、
醜いものは目をそらそうとする。
小さいの反対は、
大きいですが、
大きいものは好きなのに、
小さい、少ないを嫌う。
普段、目をそらそうとしているもの、
そういうものに気づかせてくれるのが
私にとってのアート。
※昨晩の新潟、山形地方の地震に遭われた皆様に
お見舞い申し上げます。
私も24年前の阪神・淡路大震災で震度6を経験しました。とても恐ろしかったことを覚えています。