私の知ってるアーティストに、
ニューヨーク、ブルックリンを、
大きなスーツケースをゴロゴロ引いて、
思い画材も背負って、
夜中に歩いて、ひとりで荷物を運んだ、
という女性がいます。

その頃のブルックリンは、
治安が良くなっていたというものの、
無鉄砲というか、
怖いもの知らずというか、
命知らずというか。

でも、知らない外国で、
頼る人もいない、
頼る術もしらない、
としたら、
自分で歩いて運ぶしかないのです。

こうやって書くと、
なんて可哀そうな話だと、
思う人がいるかもしれないのですが、

当の本人は違っていたようです。

誰も知らない人ばかり。
自分を知ってる人がいないという楽しさ！
荷物を運ぶことなんて、
へっちゃら～！

夢を持つ人は逞しい！
そうなりたいという自分の姿を目標にして
何でもできる強さがある。
自分のありったけを注ぎ込んで、
時間もお金も。

自分がやりたいと思ったことをやる人が、
本当にしあわせな人だと思います。

ザ・コンテスト・イン・ニューヨーク
https://www.nyartwave.com/summer-exhibition-nyｇ

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