「嘘っぽい。」
「うそっぽい」 私はこの5文字にずっと悩まされました。
知人に聞きました。
『アートで社会の問題を解決するしくみを作る』
を、どう思う?
知人は何でもはっきりと言う人なので、
思った事をそのまま言いました。
「アーティストって、助けて欲しいなんて、
思ってないと思うよ!」
「それって、アーティストに失礼じゃない?」
う~~ん。。。
絶句。。。
確かに、そうなんですよね。
アーティストは自分が描きたいから描いてる。
描きたいものを表現してる。
それについて、外部の人間が、
どうのこうのは必要ないこと。
でも、
世の中の人は必要としているわけです。
それに、日本ではアートの流通が極端に悪い。
アートが好きだと言う人は多いけど、
どこで手に入れるかが、わからないと言う。
こんなにギャラリーがあって、
ネットでも探せばいくらでも出てくるし、
アーティストも各自で努力している。
のに、「どこで買えばいいかわからない」
と言うのです。
やっぱり、何かが必要だと思うのです。
デザARTのコンセプトを「嘘っぽい」と言われて
それからずっと、その言葉について自問自答が続きました。
そしてしばらくして、また、
強烈なパンチをいただくことに!
「鈴木さんは、アーティストの為に
1件1件まわって絵を売ることが出来る?」と。
正直、これには参りました。
私はそういう事を思い描いたことがなかったから。
私の覚悟を問う為に言ってくれた言葉だと思います。
でも、即答できず。
常に、自分のすることが嘘っぽい?と思い、
アーティストの絵を売りに行くことが出来ない。
これは物理的な問題もありますが、そういうことじゃない。
そういう人間が、NPO活動をしても良いのか?
ずっと、悩まされました。
そして、当然、活動休止。
この度、こうしてデザARTのことを書いていますが、ある人がきっかけをくれました。
続きはまた明日。