【はなぶくろ】制作 アドポリ様の協力
≪デザインの進行状況はどうでしょうか?
この度の袋が、熊本県で被害に遭われた方々
の為にご使用されるということで、弊社も
少しでもお手伝いさせて頂けたらと思います≫
これは、現在進めている【はなぶくろ】の
制作を依頼しているアドポリのF様からの
メールです。
【はなぶくろ】というのは、熊本地震被災者
支援活動としてデザートが進めている企画で
す。
ある日突然、震災被害にあってしまう。
震災に遭わなければ捨てることはなかった思
い出の品々。そして思い出。
無念にも手放さなければならない大切なもの
を、ゴミ袋に入れて捨てるという行為はとて
も悲しいことではないかなと思ったことがき
っかけになりました。
誰に向けることも出来ない怒り、悲しみ。
ひとりだけではないからしている我慢。
これからの事を思うと湧きでる不安と絶望。
震災にあった人だけにしかわからない現実。
アドポリのF様は、
「今回の地震でかなりの災害でしたが何も出
来ず心痛い思いばかりでした。が、鈴木様か
らポリ袋のご連絡を頂き、弊社もお手伝いで
きる機会が与えられたようです。
(ささやかながらですが…..。)」
と、共感して下さいました。
本当に私達は、気持ちがあっても手段がない
事が多くてそうしているうちに流されてしま
って、その時感じた思いを忘れて行きます。
この【はなぶくろ】も、実にささやかなもの
ですが、大切なことは、被災者のことをを思
いやる気持ちです。
思いやる気持ちが、励ましという力になって
くれるからだと思うからです。
心がジーンとする感覚、それが被災された方
に今絶対に必要な事だと思います。
F様をはじめ、ご理解いただいたアドポリの
社長様社員の方達に理解がいただけたのも、
【はなぶくろ】が心にジ~ンとするものだっ
たからだと思います。
だからとても嬉しくて、
皆さんにお伝えしたくなりました。
この度の【はなぶくろ】に作品を提供してく
ださったのが、
名古屋在住アーティストのERIさんです。
http://artistar-catalog.com/s/eri_86/
描くことが好きで好きでという彼女は、子育
てがようやく一段落して、書く時間が出来た
ことからアーティストとして活動を再開した
そうです。
【はなぶくろ】に使わせて頂く『音符の絵』
は、アンティークのオルゴールを聞いた時の
気持ちを表現したものだそうです。
穏やかな気持ちになって、沢山の思い出を浮
かべながら曲を聞いているERI さん。その時
感じたしあわせなひと時が伝わってくる作品
です。
それが、この絵を使わせていただく理由です。
私たちは、自然災害を拒否することが出来ま
せん。受入れていくことしかできません。
受入れて、次へと進もうとする時、もの達と
一緒に思いも手放さなければならない時が来
ます。
そういう時に、使っていただきたいのです。
オルゴールの音色から溢れでるしあわせなひ
と時に、悲しい気持ちを投げ込んで、思い出
の品とそして、気持ちともお別れして頂きた
い。
大切なものを捨てる後ろめたさのような気持
ちを少しでも和らげるお手伝いが出来ますよ
うにという願いを込めさせて頂きました。
残念ながら今回は予算の都合で1色での制作
になりますが、1色には1色の良さがありま
すので、きっと良いものになって皆様にもご
覧いただけると思います。
共感していただける方の応援の入口はこちら
です。
↓
http://www.dessart-npo.org/NpoImaanatani.html
どうぞよろしくお願いいたします。
デザートでは、この【はなぶくろ】を共感し
ていただけるアーティストの作品で、継続し
て制作していこうと考えております。
共感していただけるアーティストさんは、
ARTISTAR CATALOGへ
ご登録して頂きますようお願いいたします。
http://artistar-catalog.com/