何故描く人が存在するのか?
そこに行くからわかることがある。
昨日聞いた生の音。
バンドネオンという楽器と、
ドイツからやってきた16人のヴァイオリニストと
ピアノ。
![](https://dessart-npo.org/wp-content/uploads/2020/02/三浦一馬-1-450x600.jpg)
あ~、こういう魅せ方があるのだと感動したし、
嬉しかった。
バンドネオンという言葉は聞きなれなくて
実は初めてでした。
でも、主役になれるほどの存在感のある楽器で、
すべてピアソラを楽曲に選んだ、
とても聞きごたえのあるコンサートでした。
ピアソラと言えばリベルタンゴ!
アンコールで弾いてくれて
本当にありがとう!!
![](https://dessart-npo.org/wp-content/uploads/2020/02/三浦一馬3-1-500x375.jpg)
音楽家という人達は、
何故、楽器を弾くのだろうかと思いながら
つい舞台を見ていたのですが、
わかったことは、
その楽器にとりつかれてしまったに違いない
という、私の独断ですが、確信です。(笑)
弾くことが好きで好きで楽しくて仕方ない感が、
どの人からも溢れてた。
言葉のない物語を、
音で表現して魅せてくれる人達。
音楽がそれほどよくわからない私を
楽しませてくれる楽器たち。
それぞれの楽器が生きているようで、
人が楽器に弾かされているかのようで、
本当に不思議で仕方ありません。
言葉がなくても喜び感動する人々。
見えない何かに心が反応してる。
めちゃくちゃ意外だったのが
向こう三軒両隣のご高齢者の方達。
男性同士で来られている人が多かった!
ご夫婦でも。
生で聴く音の魅力がそこにあるから?
![](https://dessart-npo.org/wp-content/uploads/2020/02/三浦一馬2-1-500x375.jpg)
どんなものも、
やっぱりリアルな方が感動が大きいなと、
つくづく感じた時間でした。
そして、絵も、またしかりだなと。
何故描く人が存在するのか?
表現することが役割だからだから。
描かれた絵から発せられるメッセージを
必要としている人がいるから。
音楽を通して改めて思いました。