アートイベント「ブッシュウィック・オープン・スタジオ」①
6月5日~7日、ブルックリンのブッシュウィックで
「ブッシュウィック・オープン・スタジオ(Bushwick Open Studio)」
というアートイベントが開催されていました。
私が見に行ったのは6/7の最終日で、
ニューヨークに行ってから始めての夏日でした。
アーティストが作品を制作する場所を
『アートスタジオ』といいます。
日本では『アトリエ(なぜかフランス語)』
と呼ばれているものです。
※ 地下鉄を上がったらすぐに出てきた作品。
確かMOMAで見た絵です。堂々と模造して出しているところが凄い!
しかも、こんな大作!
今回行ったニューヨーク・ブルックリンの
ブッシュウィックでは、
ひとつのビルに50人以上の
アーティスト達が『アートスタジオ』を借りていて、
普段は制作現場を見せると言うことはしないそうです。
普段は見せない現場を一般公開して、
沢山の人に見てもらおうというアーティスト達の
お祭りのようなアートイベントが、
「ブッシュウィック・オープン・スタジオ(Bushwick Open Studio)」です。
ビルはひとつだけではなくて、5つも6つもあり、
そこに50人~100人近いアーティスト達が
スタジオを借りているのだそうです。
一般公開して、より多くの人に見せるだけではなく、
アートビジネスに関わるコレクターや、
ャラリスト、キューレター、アートディーラーが足を運ぶので
スターアーティストの発掘の場所にもなっているのです。
アーティストは作品の発表が出来、
アートビジネスに関わる人々には、
才能ある作品の発掘が出来、
そして大勢の人が楽しめるということで
ブッシュウィック以外にも大きなイベントがあるそうです。
工場だったビルがアートスタジオのビルとして再利用され、
街全体がアートの街になっています。
高層ビルが立ち並ぶきれいな建物とはほど遠く、
アートの街は、古い建物を上手く使いこなし、
そこに人が集まる流れを作り出していて、
正直なところ、日本で、アートでこんなに人を集める
事ができるのだろうかと思いました。
↓
彼女の作品
≪ニューヨークの1日≫
ハトや鳥達がえさを食べている風景が作品です。
全部手作り。この鳩達ぜ~~んぶ!