アートで社会の問題を解決する

デザインという言葉には「問題を解決する」
という意味があります。

デザART（デザ・アート）という名前は、
アートで（社会の問題を）解決するという
コンセプトからできています。

豊かな社会を作るのは人で、
人を豊かにするためにアートは欠かせません。

そしてアーティスト無くして、アートは生まれません。
しかし、そのアートを創作するアーティストの
環境は必ずしも良いものとは言えません。

デザART（デザ・アート）では、アーティストの作品を
もっと多くの人に見てもらい、知ってもらい、
いろいろな可能性にのせて活躍できる仕組みを
考えていきます。

日本ではアートはビジネスで成り立たない。
が世界の常識になっていて、外国資本でさえも
動きが悪いのが現実のようです。

日本人は繊細で感性が豊かなはずなのに、
生活に芸術を取り入れるセンスがありません。
センスがないというよりも居住環境が絵の飾
る条件にあっていないことも大きな原因だと
言われています。

でも、しかし、それはひと昔前の日本のことで、
現在はどんどん変わってきていると感じます。

良いものは良い。
面白いものは面白い。

ひとりひとりの個性で
自由にアートを楽しめる時代。

時代を描きあげるアーティスト達の
新しい感性と創造性が
新しい時代を担う多くの人の
感性を刺激します。

絵を飾ることによりもたらされるもの。

絵のある特別空間が、
沢山の気づきを投げかけてくれます。

デザＡＲＴでは、
作品を通して伝わるもの、
見えない力がもたらしてくれるものの、
本当の豊かさとは何かにフォーカスして
最高の今を楽しんでもらう喜びを一緒に
創りだしていきたいと考えています。

その為には、作品を多くの人の目に触れ
る機会を増やすことがアートの循環を良
くする突破口になるのではないか、
という考えをもとにアートと暮らしを結
び付け、関心が生まれる時間・場所を増
やすことが第一番目の目標です。

アーティストの感情のままに表現された
アートはひと味もふた味も違います。

それを、他とは違ったものを作りたい、
表現して欲しいと考えている企業、人に
結び付けて、それぞれの満足を満たす
仕組みを作ることを考えています。

それが、自分の作品を多くの人に見ても
らいたいというアーティスト達の問題解
決の場になればと思うからです。

世の中は、いつもいつも進化しています。

アートの表現力で、
さまざまな社会の問題に
関心を持ってもらう。

それによってひとりでも
多くの人に気づいてもらう。

そして、それがこれからの
アーティストの新しい役割になると思い
ます。世の中の役にたつアーティストと
しての活躍する場を作ることをデザART
は考えます。

そして日本だけではなく、世界に発信し
ていくアーティストを育てていくことも
NPO法人デザARTの目標です。

アートが暮らしに浸透すれば、
人の心も豊かになります。
豊かな人が増えると社会も豊かになる。
豊かな社会で育つ子供は、
さらに豊かな未来を作る大人になります。

アートを見る人に
刺激を与え、気づきを与え、
想像力を作ることが、
人の心を豊かにすることだと思うからです。

アートで社会の問題を解決するとは、自分
でも、なんて大きな言葉だろうと思いますが、
どんな大きな出来事も、ほんの小さなことか
ら始まるものだと思います。

その小さなきっかけつくりを
デザARTが担いたいと思います。

プロフィール

NPO法人デザART代表。自身では成し得なかった表現する技術を持つアーティストを心から尊敬。応援したいという気持を2014年から行動に移し2015年にNPOを設立。アーティストは、今まで通りのやり方では描き続けることが出来ないのでは？という考えに至り、アーティストの価値を高めるために、社会とのつながりを深める事を提案。アーティストの作品を名刺に使用することで1枚につき1円を寄付するアート名刺、2014年12月アーティストのファンを作る為のエコバッグを制作し、2015年2月に大阪で開催された世界につながる国際協力「ワン・ワールド・フェスティバル」に参加。エコバック販売を行い、売上を日本国際飢餓対策機構に寄付。2015年10月作品と企業を結びつけるポータルサイト「アーティスター・カタログ」、2016年4月に起きた熊本地震支援活動としての「アートとピアノチャリティイベント」を共感してくれたアーティスト達の協力で7月に行う。その際、被災された方の気持ちになって考えた「はなぶくろ」を、1,000枚制作し500枚を熊本市へ送る。などを企画した。

代表 ： 鈴木明美

団体概要